ミセス8月号に掲載されました。
7月7日発売の「ミセス8月号」に
ランチの「前菜盛り合わせ」と「タリアータ」が掲載されました。
野菜たっぷりの「前菜盛り合わせ」はメイン並の豪快な盛り!上品なマダム達が完食できるのか?と心配になりますが・・・彩り豊かな野菜は男女問わずご好評いただいております。
素材と味つけの異なる約10種の野菜料理にタンパク質も添えてバランスよく。平日ランチメニューにもれなくついています。
「タリアータ」は一口サイズにスライスしたステーキ。
旨味がぎゅっとつまった赤身肉の美味しさを、バルサミコとパルミジャーノとともに噛み締めて!
◆ 平日ランチセット 1200円〜
・自家製フォカッチャ
・前菜盛り合わせ:写真上
・本日のパスタ または 肉料理「タリアータ」
◇ アラカルトもご用意しております。
余談ですが、ミセスの今月号のテーマは「庭を楽しむ。」
シェフのローマの自宅の庭にはハーブが茂り、マーガレットの茂みの中で猫が昼寝をしていたとか。
東京はうっとしい梅雨ですが、庭のハーブもぐんぐん育つ恵みの雨ですね。
Gelato con Parmigiano??
Gelato con Parmigiano??
食後に「どうぞ」と提供されて(いくらチーズ好きでもこの量はちょっと・・・)とおもいきや。
シェフの気まぐれドルチェ「桃とマスカルポーネのジェラート」でした。
ステーキをがっつり食べた後には、すっきり爽やかなジェラートでサプライズ。
ドルチェは、ティラミスやカタラーナ、ソルベなど、シェフの気まぐれでご用意しています。
生ハムとサラミの盛合わせ Affettato misto
お店ではスライスして盛るだけ!?の生ハムとサラミ。
口に入れると溶けて広がる肉の甘み、風味、噛み締めると広がる深い味わい。この旨味を堪能しながら、ぜひ想像してみて下さい。このテーブルに辿り着くまでの長いストーリーを。
肉をここまで香り高く美味しく仕上げるのに必要なのは、イタリアの風土、職人の確かな目と熟練の腕、そして、じっくり熟成するための長い「時間」
パルマ産生ハムに至っては、熟成期間は法律によって定められ最低1年間(最高3年!)
さらに素晴らしいのは、原料が豚肉と海塩のみということ。美しいピンク色も、長期熟成と保存が可能なのも、この塩の力に秘められています。まさにイタリアの伝統を誇る宝物。文化遺産ですね。
というわけで、キッチンでは、生ハムやサラミの職人達へ敬意と感謝を込めて、愛おしむように1枚1枚最も美味しい厚みにスライスし、美しい盛り方を追求しております。
じっくり愛でてお楽しみ下さい。
生ハムとサラミの盛合わせ<写真の一例>
パルマ産生ハム prosciutto di parma
スピアナータ・ロマーナ spianata romana
フィノッキオーナ finocchiona
ミラノサラミ salame milano
ナポリサラミ・ドルチェ salame napoli dolce
ナポリサラミ・ピカンテ salame napoli piccante
コッパ coppa
グアンチャーレ guanciale
単品で、本日の生ハム・サラミ Selezioni salumi dello chef もご用意しております。
スタッフ募集(調理・ホール)
【調理スタッフ募集】
◎料理が大好きな方
◎情熱のある方
◎勤務時間応相談
◎経験不問!
【ホールスタッフ募集】
◎サービス精神と思いやりのある方。
ご連絡をお待ちしております。Tel.03-6264-0457 (月曜定休)
アルバイトは週3日〜社員候補としてお願いします。
Trasteverinaトラステヴェレとは?
7月、夏といえば肉!肉といえばステーキ?
当店のほとんどのお客様のお目当ては看板メニューの Tボーンステーキ1kg!
ですが、定番なのであえて今回は、日本ではなかなか味わえない本場イタリアの「肉料理」をご紹介します。
ローマの伝統料理でもある
トリッパのトラステヴェレ風煮込み Trippa alla trasteverina
どんな料理か想像できない?という方も多いかと・・・
まずトラステヴェレとは。
<トラステヴェレ>は、イタリア・ローマの地名で「テヴェレ川の向こう」という意味。テヴェレ川の西側にある昔ながらの歴史が残る下町です。
屠殺場の近くだったトラステヴェレでは、余りの内蔵や尻尾の部分を無駄にせず、美味しく食べる工夫で生まれた内蔵料理が今に受け継がれています。
今でもトラステヴェレには美味しい内蔵料理が食べられる店が多くあります。
昔は、肉の美味しい部位は貴族階級の人々の胃袋へ。
庶民が口にできるのは、内蔵などの残りの部分だったとか。そう聞くと、現代は手軽にお肉が食べられて幸せですね〜
トリッパのトラステヴェレ風煮込みは、
(この味を知らずに帰るなんてもったいない。と思っていますが・・・)
爽やかなミントの薫りとペコリーノ ロマーノ(羊乳のチーズ)が後を引く美味しさです。
トリッパ(牛の胃袋)の臭みを抜くために、手間をかけて下処理し、トマトとじっくり煮込みます。そして、ミントを使うのがローマのスタイル。トリッパが苦手な方にも、爽やかなミントの風味でおすすめです。
ちなみに当店のシンボルマーク「狼と双子」の物語は、テヴェレ川から始まりました。
ローマを創ったと云われている双子のロームスとレムスは、テヴェレ川を流れる籠の中から発見され、狼に育てられたと云われています。
ローマの人にとって「テヴェレ川」は神聖なる特別な川。昔から、歴史や文化は川を通じて発展したことが想像できます。
そしてローマの肉料理をもう一品。
オックステールのローマ風煮込み Coda di bue alla vaccinara
牛の尻尾をセロリやトマトと一緒に柔らかくなるまで煮込んで煮込んで・・・
内蔵料理は手間暇が、Tボーンステーキの10倍(それ以上?)かかりますが、ローマっ子に愛される伝統料理をぜひみなさまに食べて頂きたい!という想いで作っています。
山崎シェフがローマで作っていたレシピをそのまま。
本場ローマで受け継がれてきた伝統の味を、銀座で食べられるなんて♪ とイタリア通のお客様にも好評です。